サイバーテロ? いいえ、悪いのは・・・

チェ・ムンギ未来創造科学部長官内定者は’3・20サイバーテロ’と関連した
調査結果に慎重な発表を注文したと分かった。
チェ内定者は23日午前放送通信委員会から今回のハッキング事件と
関連した業務報告を受けて”今後100%確実なことだけ発表しなさい”と注文したと分かった。http://news.donga.com/Main/3/all/20130323/53920098/1
———————————————————————-
100%確実なことは、
・正規のMicrosoft Updateを使わなかったことによる不正プログラムの感染
・イントラネットでグローバルIPアドレスを使っていた
であり、

・正規のMicrosoft Updateを使わなかったのは、正規ライセンスのWindowsを
使っていなかったから

ということでしょうか。

しかし、「サイバーテロ」という表現がされていますが、続報を聞けば聞くほど
「正規版のWindows Update使わなかったのが悪いんじゃないの?」

「正規版のWindows サーバー・クライアント を使っていなかったのが悪いんじゃないの?」中国から攻撃の誤報に関しても
「ルーティング情報とかしっかり確認すれば、もっと早く社内からのアクセスってわかったのでは?」

                    ↓
「勝手に自分たちの管理していないグローバルIPを割り振るのが悪いんじゃないの?」という形になり、「サイバーテロ」でもなんでもないし、原因は自分たちにある、という
天に唾する結果になっています。。。

ああ、恥ずかしい、、、、

設定ミスが原因? 実は社内PCのIPアドレスが、、、

韓国の放送局と金融機関のコンピューターがダウンした事件で、
不正プログラムの出所は中国内のからではなく、韓国内の金融機関から
広がっていたことがわかりました。
原因は、韓国内の金融機関の中にあるPCが、中国に割り当てられたグローバルIPを
割り振られていたため、そのIPアドレスからの拡散=>中国から、と判断された模様。

こんなことが起きるんだ、、、、と、あきれてしまいます。

いくらローカルエリア内だからって、グローバルIP使うのはいかんでしょ。
ちゃんとプライベートIPを使えよ、って思うのですが、、、、

日本でも、こういうことをやる企業ってあるんですよ。
DELLやHPのパソコンに自社のロゴ張っただけのPCを
定価の3倍で売る会社。

ネットワーク機器(といっても、ネットワークに繋ぐ機械、という程度ですが)に
グローバルIPが振ってあったので、それを指摘したら
「クローズドネットワークだから、問題ありません」
と言い放った営業&SE。
・・・ここにもいたんだ、アホが、、、、、

ということで、他国の馬鹿さ加減を笑えないというのも、事実。
良識あるネットワーク技術者は、ルールを守りましょうね!

攻撃に使われたのは、Win-Trojan/Agent.24576.JPFの模様

どうやら、韓国の放送局・銀行に仕掛けられた不正プログラムは
Win-Trojan/Agent.24576.JPFの模様。

この不正プログラムは、MBR(Master Boot Record)という、
パソコンの電源投入時・再起動時に、パソコンが一番最初に
ハードディスク(SSD含む)から読み込む場所のことです。
ここに書かれたプログラムを読み込み、実行されることで
WindowsなどのOSが読み込み・実行されます。

Win-Trojan/Agent.24576.JPFでは、このMBRに書かれた
情報を壊してしまうため、OSの起動ができない、
ハードディスク情報を読めないなどの問題が起きます。

Powered by WordPress | | Designed by: video games | Thanks to Trucks and SUV