新型「オンライン銀行詐欺ツール」に注意

オンラインバンキングのログイン情報を不正に取得するプログラム「VAWTRAK」の検出件数が増えていて、
1日で25件を超える日が続いているようです。

「VAWTRAK」では、日本の大手銀行4行のオンラインバンキングに似せた画面を表示する機能があり、
誤ってオンラインバンキングのIDやパスワードを入力すると、その情報を不正利用され
預金を奪われてしまう可能性があります。

また、ウイルス対策ソフトの常駐を停止させたり、次回起動時にウイルス対策ソフトを起動させないような
設定変更をする機能があるようです。
気がつかないうちにウイルス対策ソフトが起動していない状態になってしまえば、
他の不正プログラムを受け入れしまう場合も。

パソコンの起動時、ウイルス対策ソフトも起動しているかどうかをチェックし、
異常を見つけた時にはそのパソコンを使用しないほうがいいでしょう。


参考:クレジットカード情報も狙うオンライン銀行詐欺ツール「VAWTRAK」、
国内で検出報告増加を確認 | トレンドマイクロ セキュリティ ブログ
http://blog.trendmicro.co.jp/archives/9192

IPA(情報処理推進機構) 2014年6月の呼びかけ

IPA(情報処理推進機構) 2014年6月の呼びかけが公開されました。
「 登録完了画面が現れても、あわてないで! 」
~ スマートフォンでのワンクリック請求に注意! ~

ワンクリック請求の相談件数は合計593件。
そのうちスマートフォンでのワンクリック請求に関する相談件数の合計は
162件で全体の約3割を占め、増加傾向。

パソコンと違って、スマートフォンは一人に一台。
自分しか使わない、他人に見られないという安心感もあって
怪しいサイトやアダルトサイトにアクセスしてしまう傾向にあるのだと思います。

不正な登録画面が消えないという場合は、IPAのWebサイトを見ながら
削除しましょう。

2014年6月の呼びかけ:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2014/06outline.html

オンラインゲーム中でもウイルス対策は必要

オンラインゲームをする時に、ゲームによっては

「オンラインゲーム中にウイルス対策ソフトを起動しておくと、
不具合が発生する場合がある」

と説明されている場合があります。
また、パソコンの動作スピードを上げるために
ウイルス対策ソフトの動作を停止させる人もいるようです。

しかし、ウイルス対策はオンラインゲーム中も必要です。

オンラインゲームのアップデートプログラムなどを配布しているサイトが
不正アクセスにより侵入され、不正プログラムを含んだプログラムに
改ざんされるという事象が発生しました。

参考:既知の不具合に関しまして【5/26 23:29更新】
http://bladechronicle.jp/notices/showDetail/5174

ユーザーのパソコンに入っていたウイルス対策ソフトが
不正プログラムの検出をしたことが発見につながりました。

もし、この時に不正プログラム入のアップデートプログラムを
受け入れてしまっていたら、、、、
たちまち、アナタのパソコンは不正プログラムに感染します。
不正プログラムの種類によっては、外部から乗っ取られてしまう場合も。
あるいは、パソコン内のデータを暗号化されてしまい、
お金を払わないと解除できなくなるようなものもあります。

決して笑い事では済まないですね。

ウイルス対策ソフトは、基本的には止めないことが大切です。

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